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Dizzy Mizz Lizzyの「Rotator」のレビューをしてみる

こんにちは/こんばんは!

Showrrotです。

 

ブックメーカーの自動売買が火~金の稼動ということで、月曜の本日はCDのレビューを行いたいと思います。

 

今回取り上げるバンドはDizzy Mizz Lizzyデンマークの国民的バンドと呼ばれている3ピースのロックバンドです。巷にあふれるメタルやアイドルソングに疲れて、ちょっと大人な落ち着いたロックを求めている方に本当におすすめできるバンドです。

 

3ピースとは思えないくらいの音の濃密さと、3ピースならではのおしゃれ感。そして、思わず口ずさんでしまうようなポップなメロディと、フックの効いた少しクセのあるリズムが特徴。90年代当時の彼らが20代前半というのが信じられないくらい、勢いで作ったというよりは練習を重ねたジャムセッションから練り上げられて作られた作品を出しているという印象を受けます。

 

メタル好きなら誰もが崇拝しているであろう、伊藤政則氏(セーソクさんでおなじみでしょうか)も推しているということもあり、特にメタラーやBurrn読者には知名度が高いとか。ただし、メタルという感じではなくキャッチーなロックという感じです(あくまで僕の感想w)。

 

彼ら、自分のバンド名を冠した1stアルバム「Dizzy Mizz Lizzy」が有名であり世に衝撃を与えたのですが、今回紹介する「Rotator」も名曲揃い。96年の作品とのことですが、2019年の今聴いても全く古臭さはありません。泥臭さや汗臭さもなく、どちらかといえばあっさりした塩ラーメンのような印象。このRotatorを聴きながら作業をするとはかどるので、作業BGMとしても大変おすすめなアルバムです。

 

1曲目の「Thorn In My Pride」から、自分の脳みその中にスッと入ってくるメロディー。このバンドで一番速い楽曲らしいです(メタルのようなすさまじい速さではありません)。聴き始めると勢いよくサビまで突き進みます。

 

10曲目「Take It Or Leave It」もかなりおすすめ。バラード調のスタートから、かなり耳に残るメロディーとともに歯切れの良い歌詞が乗っかります。この情感たっぷりのボーカルは、夜に1人で聴くと何ともいえない落ち着きとせつなさを自分にもたらしてくれます。

 

ほとんどの曲が3~4分におさまっているのも良いです。もちろん、僕は1曲7~10分あるようなメタルもよく聴くのですが、このRotatorのように作品がコンパクトだと飽きないですよね。

 

そうそう、3曲目のアルバムタイトル曲でもある「Rotator」にも触れないわけにはいきません。ギターやベースの音的にはチューニングも下げられておりハードロック調のものですが、メロディー的には3ピースバンドということを印象付けられるポップでキャッチーなもの。Aメロは変わったリズムなのですが、サビで縦ノリになるのも趣向が凝らされていて良いです。凝っているのにすごくポップというのが、聴いてて驚きを感じるほど。

 

日本にはあまり無いタイプのバンドではないかと思います。そう、つまり、普段聴いている音楽にちょっと疲れたときに聴くととても落ち着きを得られるアルバムなのです。Dizzy Mizz Lizzyは、1994年から活動して途中解散期間をはさみながらオリジナルアルバム3枚というDiscographyですが(X JAPANかww)今後もアルバムを出せばぜひ聴きたいと思っています。ぜひ、中古屋さんにでもあれば手に取ってみてください。

 

長文お読みいただきましてありがとうございました。